顎変形症 治療まとめ

2017年10月に顎変形症の手術をしました。 治療の内容や感想をまとめたブログです。

手術後2日目

結局息苦しさで、この日も全然眠れず朝を迎えました。

体温、血圧、血液検査。

まだ熱が続き頭がぼーっとしています。37.7℃と昨日とあまり変わっていません。

酸素濃度計はもう大丈夫だろうということで外されました。

 

7:00 朝ごはん代わりの栄養ドリンクと痛みどめを飲みます。

8:00 口腔外科の診察。

未だに痰を吸引するチューブが手放せずにいるので、外来診察に行くまでに大量のティッシュを消費します。

外来で口の中に刺さっていたドレーン(血を抜くチューブ)と上顎についていたマウスピースを外してもらいました。

どちらともまだ口の中の感覚が鈍いので痛みはそこまでありませんでしたが、外す瞬間の違和感が気持ち悪いです。

ドレーンは手術の後の傷の中に血が溜まらないよう傷口に刺さっているので「ズルッ」とした感覚がありました。

マウスピースは違和感というより、ホチキスの芯のようなもので上顎に固定されていたのでそれが抜ける感じにぞわっとしました。

 

咬み合わせを見てもらうと、若干下あごが右にずれていたので斜めにゴムかけをしてもらいました。

ゴムかけとは、名前の通りゴム(エラスティック)を矯正器具のでっぱりに引っかけることです。

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白い袋の中に小さい輪ゴムが入ってます。

左上の緑のピックで引っかけます。(ちなみにゾウの形)

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この写真だと歯並びが真ん中に近いのですが、ズレているときは斜めにかけたりします。

今日から、このゴムかけの作業がはじまります。

・食事の時は毎回外す

・1日1回取り換える

これを毎日です。面倒ですがこのゴムかけをちゃんとやるかどうかで、綺麗に治るかが関わってくるみたいなので頑張ります!

そして今日から歯磨きも始まります。

 

12:00 引き続き栄養ドリンクを飲みます。

ドレーンとマウスピースが無くなり、口の中がだいぶ自由になったのでコップから飲み物を飲めるようになりました。

売店で飲むヨーグルトやウィダーインゼリーを買い込み、おやつ代わりに飲みました。

液体ばかりですが、病院にいる間ほとんど動かないのでお腹が空くことはありませんでした。

動かなさすぎて身体がだるいので、この日から病院内の散歩を始めます。

それでも歩く場所が限られすぎてて1日2000歩くらいしか歩けませんでしたが。 

 

歯磨きですが、口が開かず全然磨けません。

しかも口角と唇の真ん中が荒れてしまって痛くて余計に難しかったです。

恐らくドレーンで擦れてしまったのと、飲み物を飲むときに水のみが当たっていたのだと思います。

とりあえず、磨けるところまで磨いてうがい薬でうがいをし、初日に貰った軟膏を塗りました。

 

このとき、まだ両手の甲と手首には注射針が刺さっていたのですが、手首と右手の方はもう使わないということで外してもらいました。

これで右手は完全自由!

お手洗いや、着替える時に邪魔だったので良かったです。

 

18:00 夕食の栄養ドリンクと痛み止めを飲んだ後、先生達が回診にきてフェイスバンドを外してもらいました。

そこで顔の腫れ具合に驚きました。

自分の顔がこんなになるなんて。

人生でこんなに腫れたこともないし、こんなに顔がデカくなったこともないし。

たとえるなら、アイスのガリガリ君のような顔です。

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後日自分の写真載せますね。

先生からは「腫れのピークは今日明日だから。」と言われましたが、さすがに驚きを隠せませんでした。

私の場合、上顎、下顎、オトガイの3か所の手術なので腫れがひどいのかもしれません。

そして明日の昼ごはんからペーストご飯が食べられることになりました。

ようやく固形(ペーストだけど)のものが食べられる!

 

19:00両親がお見舞いに来てくれましたが、パンパンに腫れた顔を見て爆笑されました。

鼻血鼻水は垂れ流しの状態から、たまに出てくるくらいになったので綿棒を使えば済むくらいに。

痰はまだ出てきますが、吸引機を使う回数は減ってきました。

寝る前に抗菌剤を点滴されます。

この日は3時間置きに目が覚めたものの、割と寝ることが出来ました。