顎変形症 治療まとめ

2017年10月に顎変形症の手術をしました。 治療の内容や感想をまとめたブログです。

手術後490日目 プレート除去手術

手術後490日目 プレート除去手術

 

だいぶお久しぶりです。

以前のブログでプレートは除去しないと堂々宣言していましたが、術後1年後の通院の際に先生から「プレート除去する?」と聞かれそこで色々相談した後、やはりプレート除去手術しようとなり、2月4日に手術をしました。

 

除去しようと心変わりした理由が4つあります。

1つ目は、今後口周りに何か疾患が起きた時、レントゲンを撮ってもプレートが邪魔して神経部分が見られなくなる可能性があること。

2つ目は、今通っている歯医者が2つあるのですがどちらのお医者さんも「プレートは今後とるんだよね?」と取るのが当たり前のように聞かれ気になったこと。

3つ目は、チタンプレートと言えども金属アレルギーが100%起きないとは言い切れず、その時に外すとなるとかなり苦労するとのこと。

4つ目は、年老いて痩せこけた時にプレートによる凹凸が出てきてしまうかもしれないとのこと。

 

この時点で左唇に若干の麻痺があり(生活に支障は全然ありませんが)、今回のプレート除去手術でこの麻痺が悪化してしまったらどうしようかとも考えました。

でも今後何年後かに「あの時プレート除去してれば良かった!」と後悔したくなかったので、手術に踏み切ることにしました。

 

プレート除去手術前日

2月3日11時頃に入院。

入院書類や承諾書などの提出をし、明日の手術の内容の説明をされ終了。

何もやることなく、本を読んで映画を見て1日を過ごす。

病院の消灯時間が21時ですが、普段この時間でも仕事をしていたりするので全然眠れず数時間置きに目が覚める。

 

プレート除去手術当日

2月4日。6:45までに水分補給をしっかり取り、8:45に手術室へ。

前回手術を経験していたのもあり、意気揚々と手術室に向かいますが、手術台に寝転ぶとさすがに緊張してきます。

麻酔用と点滴用の針を左腕に刺され、この瞬間はドキドキでした。

以前も書きましたが、注射が苦手で苦手で、針が身体に入っていく感じはいつまで経っても克服できません。

注射が終わると、体がボーっとする薬とやらを注入され酸素マスクをつけ、いざ麻酔注入。

気づかぬうちに眠りにつきました。

 

そして約2時間後。手術台で目覚める。

顔周りの痛みや息苦しさはなかったような気がします。

口も開くし、鼻からチューブもないですし。

この時点で頭がまだちゃんと起きていなくて、おそらく意識が戻った確認で何かを話した気がするのですが内容が全く思い出せません。

前回の手術ではこのあと集中治療室に入りましたが、今回はそのまま病室に戻されます。

とはいえ、4時間ほど酸素マスクをつけたまま、ベットで横たわり安静状態です。

麻酔から目覚めた直後は、体が凄く寒くて仕方がなかったです。

寒さを訴えると看護師さんが電気毛布を持ってきてくれました。

前回の手術では寒気は感じなかったのですが、それどころじゃなかったのかもしれません。

 

4時間の安静状態を経て、酸素マスクを外されます。

最初の一瞬だけ呼吸が苦しくなりましたが、すぐに呼吸も整ってきました。

点滴はついたままですが、一応歩けることを確認して、お手洗いへ。

尿管も無いので、このあとは普通に過ごせます。

でも、最初の立ち上がりで立ちくらみをして、術後よりこの時が一番焦りました。

無理は禁物ですね。

 

この日の夜から、刻みご飯で口から食事が取れます。

口周りが麻痺していて(特に左上唇あたり)、食べづらかったですが見た目も味も良く、美味しくいただくことが出来ました。

夜になって、少し顔が腫れたような気がします。

顔写真は、別で上げますね。

 

 

術後1日目

顔を洗うため、フェイシャルバンドを取ってみると顔がパンパンに腫れてました。

世の女性が憧れるハリのあるお肌ですが毛穴が広がっていくんだろうな、心配になります。

強く触ると、痛みがあるので優しく優しく洗顔

 

術後初めての診察では、問題なく手術は終わったことを聞かされ安心しました。

鼻の骨のところにネジが入っていた穴があり、鼻水をかんでしまうと空気が骨の中に入ってしまうと脅され、しばらくは鼻かみ禁止と言われました。

鼻水が出そうなときは垂れながして拭き取ります。

レントゲンもさくっと終わらせ、今日からお風呂に入れます。やったね!

左腕には点滴の針が刺さったままなので、水がかからないように看護師さんがビニールを巻いてくれました。

30分しかないので、シャワーを浴びるくらいですが、シャワーめっちゃ気持ちいい。

 

その後は1日目と同じく本を読んだり映画を見たり、むしろこれくらいしかやることが本当に無いのです。

院内散歩しようにも、インフルエンザの感染対策であまり出歩けないので、大人しくベッドの上で過ごします。

 

 

術後2日目

おそらく顔の腫れのピークがこの日でした。

この日からフェイシャルバンドは外され、より顔の腫れが目立ちます。

はち切れんばかりにパンパンで、唇も腫れて引っ張られ、凄く痛かった。

もらった軟膏を塗りたくりますが、それでも痛いものは痛い。

痛みさえなければ、ぷっくりとした唇なんですけどね。

 

まだ痺れが残っているのでメチコバールが処方されました。

例のビタミン剤ですね。

この日の夜にようやく点滴も終了し、刺さっていた針も抜いてもらいました。

安心してゴロゴロできます。

 

 

術後3日目

相変わらず唇はずーっと痛い。

歯磨きするのが大変です。

でも顔の腫れは少しだけ引いてきたような気がします。

左上の痺れも少しずつですが感覚が戻ってきていて順調に回復しているので、明日退院となりました。